今日の10:31に、月の探査機「かぐや」が打ち上げられます。
これが成功すると、搭載する特殊な電波を使った観測機により、
月の表面の正確な形や、地表から数キロメートルもの深さの内部構造を知ることができます。
それだけではありません。
月の重力は6分の1と言われてきましたが、近年の研究・観測により、実は場所によって重力の大きさが違うことが分かってきました。
そこで、「かぐや」には精密な重力測定装置を取り付けました。
この装置を使えば、月の核の大きさまで調べることができます。
月の核は大きいのか小さいのか?
もし小さいとすれば、月の形成に関するある有力な仮説の証拠の一つとなりえるでしょう。
「巨大衝突説」です。
さぁ、もうすぐ打ち上げです。
成功を祈りましょう。
2007-09-14
月面探査機「かぐや」発進!
投稿者 NaO 時刻: 10:04
ラベル: 日記 ~日々のつれづれ~, 理系ネタ
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