ビフォア・ラン
今日も重松だよ。
だからって、重松しか読まないわけじゃないけど。
あらすじ
主人公の優は、高校2年のときに、ツレの洋介と誠一とともに、高校時代の思い出としてトラウマを作る。
ノイローゼで休学中で、自殺したと噂されているまゆみを自分たちが殺したと思い込むことによって。
ところが3年になってまゆみが帰ってくる。まゆみは以前誰とも関わらない目立たない性格であった。しかし帰ってきた後、とても饒舌になり、しかも休学前は優と恋人同士であったという妄想状態になっていた。
まゆみは優と、優の幼なじみの紀子を巻き込んで奇妙な関係に発展していく。
この作品もテーマは友情なんだと思うんだ。
初めはまゆみに合わせていたが、真実を教えようとして結局そうしなかった優。
まゆみの嘘を守ろうと必死になる紀子。
いつまでもまゆみと一緒にいると宣言する洋介と誠一。
優はとにかく東京へ行くために、東京の大学を目指す。
洋介は、京大の兄、地元の有名私立中に通う妹に挟まれ、せめて国立大へ行けと言われる。
誠一は広島カープの入団をめざす。
シリアスな内容になったと思ったら、微笑ましい場面もある。
重松の作品には、中年世代が主人公のものもあるけど、学生のオイラにはやっぱり、学生を主人公にした作品が楽しみやすいな。
ただ、この作品はまだデビュー作ということもあって、そこまでして薦めようとは思わない作品かな。
でも、重松の作風は、このころからも感じられるかも。
2007-03-19
重松清『ビフォア・ラン』幻冬舎
投稿者 NaO 時刻: 22:32
ラベル: ブックレビュー ~最近読んだ本~
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