2007-03-13

重松清『きみの友だち』新潮社 ホントの友だちってなんだろう

きみの友だち

新コーナーとなりますが、ここでは本の紹介をしていきたいと思います。 へたくそな文章ですいません。。。


それではさっそく今日は作家、重松清の最新作『きみの友だち』をネタバレに注意しつつ紹介していきます。 なぜこの作品を選んだのかというと、特別に好きな小説家というものがなかったオイラが初めて好きになった小説家の、初めて読んだ小説だからです。読んだ時期はけっこう最近で、高三の二学期だったと思います。

主人公は恵美〈エミ〉。小学生のときに事故で足が不自由となる。それ以来、事故後にできた親友由美〈ユミ〉以外とはめったに関わらなくなる。各章では少ないながらも本人には重要な、恵美に関わる人物たちとのエピソードが綴られる。

この作品は、「友だち」とは何かということを考えさせてくれる。

2章目の『ねじれの位置』では、主人公が変わったかと思ったが、しばらく読んでみると、章ごとに主人公が変わるのかと気づきおもしろい。 また恵美の弟でスポーツ万能、成績優秀なブンちゃんが、転校生のモトくんに初めての敗北感を味合わされ、お互いに嫌いあっていた二人が、恵美によってだんだん仲良くなっていく様子は無理がなく、児童文学とは違うなぁと感じます。 ブンちゃんもモトくんも小学生。恵美は高校生だったかな。
『ぐりこ』では、ブンと小学生のとき親友であった三好くんが主人公。ブンも三好くんも中学生。三好くんは成績は非常に悪く、スポーツもあまり得意ではない。ただ、唯一の誇りは小学生のころブンと親友であったことで、それをみんなに自慢する。まったく同じではないにせよ、そんな感じのやつが学校にいたと思う。そんな、普段、生活の主役にならないような人物を主人公として、いろんな人がいるのだと表現できる
重松さんはホントにすばらしい作家だと思います。オイラもそんな風に書ければいいのになぁ。

他にも読んだことのない作品がたくさんあるので、読むたびに紹介していきます。

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